2011/05/20 (Fri) 『猿之助歌舞伎の魅力』展at南座

2011年5月16日（月）
5月3日から開催されています歌舞伎ミュージアムat南座『猿之助歌舞伎の魅力』展に行ってきました。
16日は急きょ決定した市川右近・笑三郎・春猿さんらによるトークショーが13時からと15時からの２回行われると云うことで、１５時からの２回目のに行ってきました。

南座に到着したら、まもなく始まりますと受付の方に言われて入って、とりあえず前の方でお顔が肉眼で見える位置あたりまで行って座って…ほならすぐに始まりました。
１階席はほとんど埋まってました。

司会の女性の方がいらっしゃって進行してくださいます。
舞台上にはゲスト3人の椅子とその前にテーブルがほぼ中央に、司会の方の椅子とテーブルが下手側にありました。
まずは…
ゲスト3人の登場する場所に注目！
何処から登場するでしょう？
ってな感じで始まりまして、なんと…笑三郎さんと春猿さんは舞台のセリから上がって来はりました♪
そして右近さんは花道にあるセリから上がって来はりました(^^)v
皆さんビシッとスーツです。
トークショーともうけられてる時間は1時間、テーマは「猿之助歌舞伎について」です。
でも、始まってみればそんなに猿之助さんについての話は多くなかったような…そんな感じもしました(^_^;)
3人さんのお話しはホントに楽しくおもしろく聞かせていただきました。

歌舞伎美人サイトにて当日の模様を写真付きでレポあります。
http://www.kabuki-bito.jp/news/2011/05/at_5.html

私なりの感想？を…一言一句一緒じゃないですがニュアンスでお取り下さい。
笑三郎さんが5/6に41歳のお誕生日を迎えられ、右近さんも春猿さんも（40歳）ほぼ同い年ってことです。
お祝いって言うのとかはないようなことを仰ってられましたね。
稽古やら舞台やら終わったと思ったらすぐにスーパー歌舞伎の稽古が入ってしまったとか。。ほとんど休みなし。
猿之助さんはほとんど踊りやら演技やらに口出しはされないそうなんですが、基本は自分で見つけて直せってことらしいです。
でも時々…2年くらい見続けてきたけど…とか言いながらここはね、みたいに言ったり、上演中の期間に言ってくれれば直しようもあるけれど、既に終了している舞台のことを言ったりするから修復不可能だと(^_^;)
みんなで食事とかは行かれるのか？との話では、地方とかの公演の場合はあったりするけれど、猿之助さんと行くと突然あそこの場面は～とかって急に始まるらしいです(^_^;)
右近さんは子供さんが生まれて、今は1歳1ヶ月ほど過ぎたところなのでつかまり立ち歩きなどで目が離せないし可愛いしとデレデレでしたｖ
自分の子供が出来るまでは他の人が子どもの写真を見せても・・・って感じやったけど、今は自分から写真を見せてるそうです(笑)
春猿さんが右近さんとこの子、めちゃめちゃ可愛いと何度も連呼してましたｖ
今は白塗りの顔を見ると泣き叫ぶそう^^;3歳くらいまでは続くよって春猿さんだったかに言われてました(^_^;)
2時くらいまで寝ないんです！って言ってらして…そしたら春猿さんが親（右近さん）に似たんだと。。(笑)
いづれは歌舞伎役者を目指して欲しいそうですが、そればっかりはまだ…素質みたいなんもあるし、なにより歌舞伎が好きってとこから始まらないとって仰ってました。
春猿さんはオシャレですねって司会の方に言われてました。
1回目と2回目の間とかに3人が歌舞伎の演技の話で盛り上がってらっしゃったり、時々司会の方が見てると春猿さんの持ち物とかがとてもオシャレで…と。
この日のネクタイもさりげなくオシャレだし、靴も一番光ってる(#^.^#)ｖ
春猿さんはバッグが大好きらしくっていっぱい持ってられるそうです。
この日のはドクロの絵の入ったバッグを持っていたとか。。語り出したら尽きないらしいそうなんで、あんまり語られませんでした^^;
猿之助歌舞伎のそれぞれの思い出の衣装についても語られたり、衣装はどのように作られてるのかみたいなこと、作品づくりのことなども。
南座の1階から3階まで座席部分にいっぱい飾られてます。
通路などには写真がいっぱい飾られています。
そして右近さんが語るイヤホンガイドもありますが、この日はトークショー前にでも入場してじっくり見ていたら良かったんですが、トークショー後は各階をくまなく見ただけでイヤホンガイドでは衣装についてじっくり語られていらっしゃるそうですので次回行った時にでも利用しようかなと思います。
ちなみに500円です。

トークの最中、急に拍子木が鳴って…なんぞや？と思ってると・・・。
後ろの南座芝居小屋的な絵が画かれた幕が上がって座ってられた椅子やらテーブルが片付けられ…ガラ～ンとした舞台に。
そして司会の方が、ここで皆さんに舞台に上がっていただいて実際の廻り舞台の回転とセリの上がり下がりを体験してもらおうと云う企画がヽ(^。^)ノ
靴を脱いで花道を通って舞台上へと行き、上がる方と下がる方、それぞれ好きな方に行ってくださいってことで…上がる方はまぁただ上がるだけかな？的なね、感じがしたので奈落みたいなとこもみたいよねって思って下がる方を選び、その位置に着きました。
ホントは数人程度くらいしかその位置で機械も動かさないんだろうけど、何十人乗ってたんやろう・・大丈夫なん？って思いましたが、みんなジッとして実際動くとドキドキしてホンマ面白かったです。
こんな体験ってめったにないですよねｖ
以前に劇団四季のオペラ座の怪人のリハ見でグループごとにマスカレードのところを劇団員の方と練習をして舞台に上がって披露みたいなんはしましたけど、セリの体験は初ですから嬉しかったです♪
たぶんほぼ来場していたお客さんほとんどが舞台に上がったんやないかと思います。
区切り区切りでセリを上げ下げして終わったらまた花道通って客席に戻りますが、その時に右近さんは司会の方とトークをされてましたが、笑三郎さんと春猿さんはお見送りの握手をして下さいました。
私…ちょっとそれに気づかずに笑三郎さんは舞台上の方にいらっしゃったんで握手出来ませんでしたが、春猿さんは花道のかかりあたりにいらっしゃったんで握手していただきました(#^.^#)ｖ

そして客席に戻ってまたもう少しトークは続きました。
かなり充実したトークショーだったです♪

トークショーが終わった後は閉館時間までの間、各階の衣装やら写真展とか２階だか３階だかにいろいろ催し物があったり猿之助さんのパネルがあって一緒に写真を撮ろうコーナーがあったりとか、３階には猿之助さんの楽屋を再現した場所もあり、そこの場所を見ると右近さんらは緊張とかするそうです。
舞台があったりするときには挨拶をするのですが、顔を合わせた時とか出番前？って言うのか舞台の合間合間とかだと忙しかったりするのと、猿之助さんの機嫌がイイのか悪いのかわからないから挨拶するにも緊張するそうで、たまに楽屋に挨拶しに行った時に背中向きで返事が返ってきた時には今日は機嫌がいいんだ～みたいな(^_^;)
なんかすごいスリルな感じですね(笑)

飾られている衣装は猿之助さんの舞台作品に使った衣装ですが、めっさ絢爛豪華で刺繍とかハンパないです!!
キラキラしているし、間近で見てるけれども双眼鏡を使ってじっくり見てましたｖ
やっぱもっかい見たいです。
それと猿之助さんのスーパー歌舞伎を是非ともナマで観たいと思いました。
それを知ることによって初めてこの衣装たちの素晴らしさ豪華さもヒシヒシと伝わってくるんじゃないかなって。

次回４日間×２回で歌舞伎衣装の着付け体験があるんですが、それも貴重な体験ですよね。
行ってみようかな～なんて思いますし、そうするとまたじっくり衣装などが拝見出来ないかな(^_^;)
まぁ時間に余裕もって行けばイイのか(*^^)v

ってことで、なんかタラタラと書きまくりましたｖ

（普段の予定表）変更もあるかも。